父、帰る
寸評 沈黙こそ饒舌、省略こそ雄弁。写真でしか知らなかった父に対して接し方がわからない息子たち。父のほうもギャップを感じている。親子間の素直に愛している気持ちを表現できないもどかしさが、全編を通じて痛いほど伝わってくる。
ポイント ★★★*
DATE 04/9/24
THEATER シャンテ・シネ
監督 アンドレイ・ズビャギンツェフ
ナンバー 110
出演 ウラジミール・ガーリン/コンスタンチン・ラブロネン/イワン・ド・ブロヌヴォフ/ナタリヤ・ヴドヴィナ